最近、セミナー資料を作りながら「結局、受講生にとって“良い時間”って何だろう?」と考えることが増えました。
作り手としては、せっかくならたくさん渡したい。あれも役立つ、これも知ってほしい。…そんな気持ちが、昔の自分には強くありました。
今日は「セミナー資料づくり」の話です。
1時間で話すセミナーで、グループワークも取り入れて、受講生を飽きさせず、最後に「来て良かった!」と思ってもらうために、最近は資料を“シンプルにする”方向に変えたという内容です。
1)昔の自分:資料に“全部”詰め込みたくなる
以前は、資料を作るほど「情報量=価値」と思いがちでした。
・関連情報も載せる
・事例も多めに入れる
・補足も全部書く
・質問されそうなことも先に書く
…結果、ページ数が増える増える。
でもこれ、作り手としては安心なんですよね。
「ちゃんと作った感」が出るし、漏れも減る。
ただ、受講生側から見ると、情報の海になってしまうことがある。
2)気づいたこと:「学び」より先に「体験」が残る
1時間のセミナーで大事なのは、知識を渡すことだけじゃなくて、
- ちゃんと理解できた
- その場で考えられた
- 誰かと話せた
- 自分の言葉でアウトプットできた
この“体験”が残ることだなと感じています。
3)最近の自分:資料は“話すための台本”じゃなく“場を作る道具”
今は、資料を「全部説明するもの」ではなく、
受講生が考え、話し、持ち帰るための土台として扱うようにしています。
だから、資料をシンプルにする。
- スライド(資料)に文章を詰めない
- キーワードだけ出して、話すのは口で
- ワークの問いを中心に置く
- 書き込み欄やメモの余白をつくる
- “覚える”より“使う”を増やす
結果として、受講生の満足度が上がりやすい。
「学びもあったし、アウトプットもできたし、役に立った」
この感覚って、情報量の多さよりも、自分で動けた時間の濃さで決まる気がします。
4)飽きさせない工夫:グループワークは“アクセント”じゃなく“主役級”
グループワークを入れると場が動きます。
しかも、受講生が「受け身」から「参加者」になる。
資料をシンプルにするほど、ワークが活きる。
説明を削った分、
- 2分考える
- 5分話す
- 1人30秒で共有する
みたいな流れが入れやすくなります。
これが、「来て良かった」に繋がる実感があります。
あなたがもしセミナーや講座をやるなら、
“情報を増やす”のと、“体験を増やす”の、どちらを優先しますか?
そして、受講生が帰るときに残っていてほしいのは、
「資料の情報」でしょうか?
それとも「自分の中の答え」でしょうか?
ポイントのまとめ
- 昔は「価値=情報量」と思い、資料に詰め込みがちだった
- でも、1時間セミナーで満足度を上げるには“体験”が大事
- 資料は“説明の全部”ではなく、“場を作る道具”にする
- シンプルな資料は、グループワークやアウトプットを活かせる
- 結果として「学び+アウトプット+役に立った」が生まれやすい
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
資料づくりって、つい「良いものを渡したい」気持ちが先に立つけれど、受講生の満足は“場の設計”で大きく変わるなと最近つくづく思います。
あなたのセミナーづくりのヒントになれば嬉しいです。



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